2008年7月7日(月) PM7時~9時半

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将棋駒師・熊澤良尊さんが、8日から銀座・鳩居堂で開催される「原田泰夫遺墨展」のために京都から上京されましたので「三ます」でお鮨をご一緒させて頂きました。http://www.taigo.jp/page/rinzi1.htm

今日は、将棋駒について。将棋は子供の頃から指しています。ちょうど今から四半世紀前、20歳過ぎの頃、少し棋力が上達し良い盤・駒が欲しくなり駒込の「丸八碁盤店」で竹風作・昇龍書12万円の盛上駒を買いました。その時、店の方から“盤は一つあれば満足するが駒はこれから先何組も欲しくなるよ”と言われました。案の定、その後何組も買い現在13組の盛上駒を所有しています。盛上駒というのは 黄楊(御蔵島黄楊や薩摩黄楊)に彫り、彫埋めの工程のあとに仕上げに漆で盛上げたものを言いプロ棋士の対局で使用する最高級の駒をいいます。特に虎斑や杢の美しい模様に魅了されています。中には注文してから木地の選定、乾燥等を経て完成するまで10年以上かかるものもあります。私の周辺の人は、高い買い物に唖然としています。(笑)
将棋の駒というとすぐ頭に浮かぶのが山形県・天童ですが いまでこそ高級駒を作っていますが元々は大衆駒の大産地でした。将棋駒の本場というと“東京駒”です。明治、大正、昭和にかけて豊島龍山、奥野一香、木村文俊、金井静山、宮松影水等の駒師を輩出いたしましたが後継者はおりません。
現在は二代竹風・大竹日出男(新潟県三条市)、児玉龍兒(山形県山形市)、掬水・桜井和男(山形県天童市)、熊澤良尊(京都府木津川市加茂町)の駒師等が第一線級として全国で活躍しています。

少し話が長くなりましたが熊澤さんは長く会社勤務をされ その間アマチュアの将棋駒師としてアマチュアの駒作りの普及に多大な功績をあげたのち十数年前から専門のプロ駒師としての道を歩んでいます。名人戦をはじめ数々のタイトル戦で師の駒が使われております。写真の駒は先月6年越しで出来上がった駒です。写真がうまく撮れなくてすみません。

今回頂いたものを紹介いたします。お通しは、板わさ。摘みは、酢のもの(赤貝、たこ、こはだ)。握り・巻物は、鯵、とり貝、穴子ねぎとろ巻き、車海老、炙り大とろ、赤身、山葵干瓢巻き。お酒は、ビール、菊正宗・純米酒(生酛づくり)。


※落語鮨のご案内
「三ます」で落語鮨は如何ですか???
恒例になりました、喜迫亭竹生、春夏秋冬⑰『夏の会』は8月6日(水)を予定しています。詳細は、当ブログ最後から1枚手前の写真をご覧下さい。参加ご希望の方は、水谷さん 042-723-9015 までお問い合わせください。


私が書いている、お寿司関係の3つのブログです。ぜひ、ご覧になってください。
東京のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi241958/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=1(ブログは完全閉鎖されましたがこちらから過去ログを読むことができます)
日本のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi24nishi1958
鮨 「三ます」日記 http://blogs.yahoo.co.jp/diana_diana1958


キクマサおすすめ「味な店」もご覧なってください。
http://www.kikumasamune.co.jp/guide/list_t/t410/mimasu.html

「鮨 三ます」 データ
(有)成田屋 「鮨 三ます」
明治43年(1910年)創業(創業98年)
新宿区四谷4-28(四谷区民センター前)
地下鉄丸の内線 新宿御苑前駅下車 新宿通りを四谷方面に向かい徒歩5分くらい
03-3341-2060
03-3341-1519
定休日 毎日曜日(土曜日休み、月1回あり)